さて先日から特車ニカ姉だのハロウィンチュチュだのネタ作品が続き、そろそろカッケェキットを作りたくなって来た頃。俺ガンCOLLECTION vol.2ミキシング部門用の作品の塗装をしようかとも思ったのですが、本日の西日本は警報まで出るあいにくの大雨。塗装は確実にカブります。
そこで…行きつけのホビーショップで来月行われるガンプラコンテストに出す作品に手をつけることに。
選んだキットは…旧キットＭＳＶ、高機動型ザクⅡ！
僕の積みの中でもとって置きのやつです。
スナップフィットかつ色分けまでされた最近のHGとは訳が違う…とは言え僕も、幼き頃に初期ガンプラブームを経験した男。４０年前、小学生の時にこの０６Ｒも経験済みです。恐らく余裕のはず。
では、ご開帳ーーーー！
………前言撤回。
えー、これ接着剤も使うんですよね？黒い三連星なのに成形色グレー…おかしいな、小学生の頃の僕、今より根性と腕前あった？？
気を取り直して組み始めます。
この太さ、これこそが旧キット！なんか昔はこれを強引に手でもぎ取っていたり、ニッパーじゃなくて爪切りでカットしていたような気がしますが、たぶん記憶違いですね、ナイナイw
脚部のところに、こんなブレードアンテナあったかなと思ったら「バリ」でした。
スケールモデル作る時には気にもせずにサクサク処理しますが、ガンプラでここまで大きなバリを見ると動揺…いや胸がときめきますね（笑）もちろん普通にカット。
最近のキットだと、目に見えるところにはこの手の表示は無いんですが、このキットは割と丸見えなシールド裏にしっかりと。
プラ板やパテで埋めるとか、削り落とす手もあるんですが、あえて今回はそのまま残します。味わいですよ、味わい。
パーツを仮組みするとかなり派手に合わせ目の段差が出ます。
もちろん接着が固まったら、ヤスリがけするんですが、ここまで段差が出るとひと苦労。そこで…
ダボ穴にハマる位置決め用のガイドピンを切り落とし、ヤスってならしてしまいます。こうすることでパーツをずらしやすくなり、段差の発生を「最小限」におさめることが可能に。まあそれでも段差出ますが！w
接着したパーツを、さらにパーツで挟み込んで接着する設計のため「一番先に挟み込まれる」上腕や太腿は接着してしまいます。
こうすると、合わせ目が少し楽に。
首パーツの根元はボディに挟み込む構造になってますが、ここの根元は削ってしまいます。
こうすることで、頭部を胴体から取り外せるようになり、合わせ目処理と塗装が楽になります。
本体のスタイリング、HGUCやオリジン版、RGとは明らかに違うクラシックなライン。
僕にとっての「06R」はこの方が馴染みある形ですね。
全ては無理にしても、ある程度分割して塗装することを考えながらここまで組んでみました。
いやー、さすが旧キット…なかなか難産になりそうです。しかし昔ながらのプラモデルを組んでる感はものすごく強いですね。
12月のコンテストエントリー目指して、頑張って組んでいくつもりなので、生暖かい目で見守っててください！