最近のガンプラは片膝立ちができるのね。
上体がもう少し起きてくれるとありがたいけど。
元々可動は重視してないので、普段は腰アーマーの左右独立化とかはやらない（グラつくのがイヤ）のだけど、「ニーリング（膝撃ち）ができるならやってもイイかな？」と思ったのだけど、HGUC1/144キットの可動性能ではこの辺が精一杯か。
この姿勢、一見それらしい射撃ポーズに見える人もいるかもだけど、人間の兵士がこれで的を狙い撃ちしようとしても、多分「当たらない」。
MSは機械だから、例えば「銃のスコープとMSのカメラとMSの火器管制システムは電気的に繋がっている」ので、銃口が的に向いていれば、どんな姿勢でも「当たる」だろうから、これでも良い（リアルな「人型機械の狙撃姿勢」として成立している）のかも知れない。
だが人間が取るべき「正しい姿勢」と「正しい見出し（狙い）」を知っている人（サバゲーやる人とか職業軍人とか警察官だろうね）から見ると、キットのこの狙撃姿勢は「嘘っぽく見える」んじゃなかろうか。
MSは「人型」なので、「リアルな演技」をさせないと「醒める」のです。
→「スナイパーカスタム＝狙撃のプロ」の筈なのに「姿勢が出来てない」。
ちなみに（私の知っている範囲で）正しいニーリングの狙撃姿勢は、手〜前腕〜肘〜膝〜足を「銃架」にして、頭は銃にくっつけてスコープを覗くような形になります。だから肘は膝の上に置き、上腕と前腕を立てて、銃はもっと上（頭のちょい下くらい）に来なければならない。上体はまだ反りすぎなので、腰〜腹はもっと曲がらないとダメ。
狙撃姿勢に限らず、ガンプラの可動範囲では「ちゃんとした演技」が出来るポージングはかなり限られているように思う。
まぁガンプラを全部作ってきた訳じゃないので、例えば「北条はRGのゴッドが凄えの知らないんだな」という人がいるかも知れないし、実際凄えのかも知れないけど、私の投稿するガンプラの写真が「基本的に立ち姿」なのは、（可動が未熟な旧キット中心に作ってるのも関係してるけど、）「嘘っぽいポージングをさせたくないから」です。
「腰が軸回転のみ」で「腹部〜胸部が動かない」、「肩も軸回転のみ」、「辛うじて頭（首）、股関節、足首がボールジョイントになってる程度」のキットなんてもう「立ちポーズ」しか無理じゃない？
とまあそういう認識なのです。