SEED版ザクレロをコンセプトに制作しました！
ベースとしたのは1/100フォビドゥンとレイダーで、基本的にはニコイチのミキシングで制作しています。
両機のデザインを残しつつも、特徴的な記号を消すことで新たな後期GAT-Xシリーズの機体に見えるよう意識しました。
また、フォビドゥンとレイダーの可変機構をどちらも残すことで、強襲・MA・MSの3形態の変形を可能にしています。
特にMA形態では、コンセプトとしたザクレロのシルエットに近づくよう、各パーツの配置を調整しています。
どの形態でもプロポーションが崩れないよう、パーツのジョイントやその形状などを改修しています。
特に、背部ユニットのアーム接続部は、フォビドゥンを2セット分使って幅増しを行うことで、本体側の腕部との干渉を避けると同時に、間に空間設けることで、よりボリューム感のあるシルエットにしています。
最も特徴的な背部ユニットはフォビドゥンらしく見えてしまうのを防ぐために、アンテナ部分やスリット部分をフラットにし、代わりに元あったスラスター部？をセンサーに見立てることで印象を大きく変えています。
↑制作当初の初期案です。
完成品と比べると、フォビドゥンの特徴が色濃く残っていて、オリジナル機体というよりも、いかにもニコイチミキシング、といった雰囲気になっていると思います。
今回の制作では、ベースキットを大きく変えることなく、このニコイチ感をいかに消して、オリジナル機体らしく見せるか、を自分なりの制作コンセプトにしてみました。